認知症の徘徊を防止する7つの対策

同じことを何度も聞く、何度も言う

 

【同じことを何度も聞く、話す】

 

・きょうは何月、何日?
・何曜日?
・デイサービスに行く日はいつ?

 

認知症の特徴的な症状に、「何度も同じことを聞く」があります。これは、体験したことを覚えておくことができなくなっているのです。

 

認知症になると、記憶する、物事を認識する、会話する、見分けるといった機能に支障がでてきます。

 

さらに記憶は新しいものから失われるため、かなり昔のことは覚えていても、さきほど質問したこと、質問を自分がしたことさえ忘れるのです。

 

 

 

【本人はこう思っている】

 

 

本人は何度も同じことを聞いていることを忘れています。それなのに怒られたり、無視される意味が理解できません。

 

・確かめないと不安だ(恐れ)
・はじめて聞いたのに、なぜ怒るのだろう(怒り・恐怖)
・どうして、すぐに教えてくれないのだろう(不信)
・もしかしたら、本当におなじことを聞いたのかもしれない(不安)

 

 

 

【気をつけたい対応】

 

 

・さっき教えたでしょ!
・違うでしょ!
・何度、同じことを質問すれば気がすむの!
・同じことを何度も言わせないで!
・無視する

 

間違いを正したときにキョトンとされる、「聞いていない」と言われたら、認知症がかなり進んでいると考えてください。

 

追及をやめ、きちんと話を聞いてあげます。受け入れらることで安心感が生まれ、心の平穏につながります。

 

 

 

【望ましい対応】

 

 

・いらいらしない
・何度でも教えてあげる
・話を発展させる(曜日からデイサービスの話題に発展させる)
・話を転換する(曜日から、新たなテレビ番組の話題へと転換する)
・1枚だけのカレンダーを作る、またはホワイトボードに予定を書き込む
・デイサービスを利用し、家族が介護から解放される時間をつくる
・カレンダーは季節の写真入りなどにする。季節を意識させる
・間違いを正さない
・無視をしない

 

誰だって同じことを何度も聞かれればストレスがたまります。ヘルパーやデイサービス、ショートステイなどを利用して、一人の介護者が何度も同じ話を聞くことを避けます。

 

 

 

【同じことをくり返し言う】

 

 

認知症になると、過去のことは覚えているのに、昨日の記憶がなくなっていることがあります。

 

この時の本人の気持ちは

 

・自分が輝いていた頃の話がしたい
・心配で仕方ないので、何度もつい聞いてしまう

 

です。

 

 

 

【認知症の法則 自分の間違いを認めない】

 

 

認知症になると、自分にとって不利になることは絶対に認めません。これを自己有利の法則と呼びます。

 

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>>>「あれ」「それ」が多くなり、会話が成立しない。しゃべらなくなってしまった(失語症)。