徘徊防止にセンサーや感知器を設置する
【徘徊防止に人感センサーや感知器を活用する】
認知症の人向けの感知器(センサー)を設置するのも有効です。
なぜなら、GPSシューズやココセコム、まもるっくは家の外にでかけてしまってからの対策品だから。
けれど感知器ならば、外に出るまえに気づくため外出を止めたり、一緒に散歩につきそうこともできるようになります。
歩行に不安のあるシニアの場合、ベッドから起き上がった時点で転倒するリスクが高まります。ベッドから立ち上がり、歩きだすまえなら転倒によるケガも防げます。
上手にセンサーを活用して、家庭内事故を防止しましょう。
【感知器の種類】
感知器といっても、様々な種類が存在します。
マットレスによる重量センサーや赤外線センサーで、チャイム音などで家族に知らせる仕組み、ベッドから離れるとセンサーが反応するタイプもあります。
・ベッドから起き上がると、教えてくれるタイプ(離床センサー)
・ベッドの足元マットを踏むと教えてくれるタイプ(重量センサー)
・部屋から出る、玄関を通るなどすると教えてくれるタイプ
・玄関から出ようとすると「おじいちゃん、待って」と録音した声を流せるタイプ
・玄関ドアが開くとブザーやチャイムが鳴って教えてくれるタイプ
などがあります。
玄関でなく、ベランダから出ていく人もいます。状態にあわせて製品を選びましょう。
【認知症の徘徊防止鍵 ひとりで出かけないで】
できるかぎり、外に出たいという本人を閉じ込めないようにしましょう。
けれど、介護疲れでうとうとしてしまったときや、夜中にまで気を配ることは難しいです。
そこで、ドア内側に工事不要で取り付けのできる「ひとりで出かけないで ガードロック」。工事不要なので、賃貸住宅にも取り付けできますよ。
【ドアが開くとチャイムが鳴ってお知らせ人感センサー】
ELPAのワイヤレスチャイムシリーズ は、4台まで感知器を増やせる徘徊感知器です。
ドアの上にセンサーを付けることで、人が通ると音と光でお知らせします。別売りで、ドアの開け閉めで反応するドア用感知器もあります。
>>ワイヤレスチャイム(EWS-5001) はこちら(Amazon
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【ベッドサイドに離床センサー付きマット】
ベッド横に離床センサー付きマットを敷きましょう。
本人が起床してマットを踏むことで、離れたところにいる家族に通知されます。
【セコムの自宅防犯アプリで別居の親を見守りする】
セコムが2017年2月から提供をはじめた自宅の防犯警備の設定ができるスマートフォン・アプリ「セコム・ホームセキュリティアプリ」は自宅の警備だけでなく、別居している親が自宅でどのように操作をしているかが遠隔で把握できます。離れて暮らす親の見守りや安否確認がスマートフォンで確認できるサービスです。
またアプリ操作でお客様サービスセンターや健康に関する相談サービス「ほっと健康ライン」の電話発信にも対応します。ほっと健康ラインでは、看護師が契約者や家族の病気やケガなどについての問い合わせを受け付けています。
さらに在宅セコムを利用すれば、就寝時に寝室から防犯設定も可能。在宅中に不審者がドアや窓から侵入することをセンサーで監視します。
今後は機能拡充も検討しており、室内の防犯カメラ画像をスマートフォンで見れるようにしたり、アプリで家族と話せるようにすることも考えているとのこと。
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