認知症の徘徊を防止する7つの対策

特別養護老人ホーム(特養)

 

【介護に限界を感じた時は】

 

認知症の介護は、介護する者に大きな肉体的負担や精神的ストレスを与えます。

 

家庭での介護が困難になる場合の例としては

 

・介護のストレスや疲労から介護者が体調を崩した(介護うつ、など)
・寝たきりや運動機能が極端に低下。すべての行為に介助が必要になった
・認知症以外の病気を発症し、治療が必要になった
・夫の転勤、離婚などで家族環境が変化し、介護が続けられなくなった
・暴力をふるう、深夜の徘徊が続くなど家族だけでは対処できなくなった

 

などがあります。

 

もしも介護がつらくなったら、ケアマネジャーやかかりつけの医師に相談しましょう。

 

介護施設への入所は、本人の安全と健康を。残された家族を守るためにも必要です。決して介護放棄ではありません。介護施設を否定的にとらえず検討します。

 

 

 

【介護施設についての情報を集めておく】

 

 

介護施設は入所をしたいと思っても、すぐには入所できません。入所の申込をしても、入所するまで待たなければならないところもあります。そこで、あらかじめ施設の情報を得ておくようにしましょう。

 

特別養護老人ホームのような介護保険施設であれば、認知症を理由に入所を拒まれることはありません。

 

介護施設の情報は、インターネットで施設や老人ホームの無料パンフレットを取り寄せる(かいごDB(介護DB)ケアプロデュース)、ケアマネジャーや利用者に話を聞いてみます。

 

可能であれば施設を見学したり、デイサービスを利用することをお勧めします。

 

 

 

【施設介護サービスを利用する】

 

 

認知症の症状が進行し、自宅での介護が困難になった時は施設の利用を検討します。お互いが距離をおいて生活をすることで、家族関係が良好になることもあります。

 

介護保険サービスを利用するには、まず介護保険の認定を受けることからはじまります。

 

介護保険制度で施設と呼ばれるものは、以下の3種類です。

 

・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
・介護老人保健施設(老人保健施設)
・介護療養型医療施設(療養型病院)

 

 

 

【特別養護老人ホーム】

 

 

特別養護老人ホーム(特養)は、日常生活を送るためには常時介護が必要で、一人暮らしができない、または同居する家族がいても介護が難しい65歳以上の高齢者が入所する公的な施設です。

 

特養を運営できるのは、原則として地方自治体と社会福祉法人。利用者それぞれにケアプランが作成され、介護職員によって食事・入浴などの身体介護、掃除・洗濯など生活の援助を行います。

 

介護保険サービスで利用できる施設で、全国に7000施設以上があり、約52万人が暮らしています。費用が安く、入居一時金も必要なく、最期まで介護が受けられる終の棲家のため人気があり、全国で52万人以上の入所待機者がいます。

 

介護保険制度の見直しにより、2015年度から原則として「65歳以上」で「要介護3以上」の人となりました。

 

>>特別養護老人ホームの特徴

 

・最期まで暮らすことができる
・経済的な負担が少ない
・介護サービスが包括的に受けられる
・定額の費用で24時間、一体的なサービスを受けられる
・レクリエーションや年中行事が比較的多い
・病院のような治療の場ではないため、医療ケアは限定される
・個室よりも相部屋が多い(個室は利用料金も高くなる)
・看取り介護を実施する特養は7割
・入所は申込順でなく、介護度が高いなど必要性の高い人が優先される
・東京都の待機者は、約43000人。ホームによっては1000人待ちも

 

 

 

【介護老人保健施設】

 

 

老人ホームと医療機関、二つの機能を備えた施設。病状が安定している方に、看護やリハビリなど医療的なケアと介護サービスを提供します。

 

入居対象は要介護1〜5。病院を退院してもすぐに在宅復帰できない人が家庭に戻るためのリハビリ(機能訓練)が受けられます。

 

特養に入所するまでのつなぎとして利用する人もいます。

 

ただし、特養のように最期まではいられません。一定の期間が過ぎれば、在宅復帰や転居が必要になります。入所期間は、施設の判定会議で決定します。

 

 

 

【介護療養型医療施設】

 

 

長期にわたる療養や介護サービスを提供する施設。医学的管理のもとにリハビリ、介護、治療が受けられます。

 

入所対象は、要介護1〜5。医師が常勤しているので、日常的な治療が受けられます。介護保険3施設のなかで利用料がもっとも高く。

 

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>>>認知症対応型共同生活介護(グループホーム)