ココナッツオイル

ココナッツオイル

 

【ココナッツオイルとは】

 

ココナッツオイルは、ココヤシに実る果実ココナッツの種からとれる油です。

 

産地はインド、スリランカ、タイ、フィリピンなどがあります。

 

とくにフィリピンにはココナッツ庁があり、国をあげて製造や管理を行っています。スリランカにはココナッツオイルリサーチセンターという研究機関も設立されており、オーガニック認定の基準の高さで有名です。

 

世界3大医学のひとつであるアーユルヴェーダ(インド・スリランカで生まれた約5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学・予防医学)でも治療薬として使われていて、その治癒特性も認められています。

 

おなじヤシの仲間にアブラヤシからとれる「パーム油」もありますが、ココナッツオイルとは性質がまったく異なります。

 

 

 

【ココナッツオイルの効果】

 

 

ココナッツオイルの3大効果に

 

・アルツハイマー型認知症の予防と改善に期待できる(ケトン体)
・消化吸収が早い中鎖脂肪酸を多く含む(ダイエット)
・抗酸化作用の強いビタミンEが豊富(アンチエイジング)

 

があります。

 

>>アルツハイマー型認知症

 

アルツハイマー型認知症は、脳がエネルギーであるブドウ糖を上手に使えず、脳がガス欠状態になるために起こる病気です。

 

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は肝臓で分解され、ケトン体に変化します。このケトン体がブドウ糖のかわりに脳のエネルギー源として働き、アルツハイマー型認知症を予防・改善します。

 

ココナッツオイルは、アルツハイマー型認知症の3人に1人の割合で改善が認められています。

 

>>脳血管性認知症

 

ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸は、コレステロールの生成を抑えて動脈硬化を予防するため、脳血管性認知症の原因となる脳卒中の予防に効果的。またケトン体は脳への血流を高めます。

 

中鎖脂肪酸は腸からすばやく吸収されて肝臓でケトン体に分解、すぐにエネルギーとして使われるため消費されます。中性脂肪やコレステロールを減らす効果も期待されており、痩せやすく太りにくい身作りに役立ちます。

 

 

 

【ココナッツオイルの選び方】

 

 

できるだけ自然の状態で加熱や加工をされていないものを選びます。有機JAS認定製品なら、さらに安心です。

 

・ココナッツオイル100%であること
・中鎖脂肪酸が60%以上含まれていること
・果肉を低温圧搾していること
・無添加、無精製、無漂白、無保存剤であること

 

 

 

【ココナッツオイルの摂取方法】

 

 

食品なので、とくに決まりはありません。

 

まれにアレルギー症状がでることがあるので、心配な方は少量からスタートしましょう。

 

カロリーが1グラムあたり9キロカロリーと高いので、1日おおさじ1杯を2回から3回。夜、寝る前の摂取はカロリーを消費しきれないのでおススメしません。

 

そのまま飲む。珈琲に入れて飲む。温めた野菜100%ジュースに入れてスープにする、料理にまぜる、パンに塗るなどの食べ方があります。

 

 

 

【ココナッツオイルの賞味期限】

 

 

未開封であれば約2年間。賞味期限が記載されていれば、賞味期限を守ります。開封したら約一か月で使い切ります。

 

未開封・開封ともに常温保存が可能。熱や酸化に非常に強く。夏は液体、冬は個体と温度で形状が変化します。夏場はフタを開けるとき、揺れで中身がこぼれてしまうこともあるので注意が必要です。

 

スプーンはよく洗って乾かしたものを使います。水分が入ると酸化して雑菌が繁殖します。

 

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>>乾燥ミミズ粉末食品(プロルベイン)について