ハチミツに含まれるコリンが認知症予防に役立つ

ハチミツに含まれるコリンが認知症予防に役立つ

 

ハチミツに多く含まれるコリンは中枢神経系に働き、記憶力を高める作用も確認されています。認知症予防にも役立つでしょう。

 

(京都産業大学総合生命科学部教授 医学博士 竹内実 先生)

 

養蜂がはじまったのは、今から約5000年前になります。それからハチミツは人類の生活に深く根づいてきました。

 

ハチミツは滋養のある健康食品というだけでなく、海外では医療現場でも医薬品として使われています。

 

たとえば抗生物質が効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による院内感染の予防や、傷の修復に効果があるといった論文、胃がんの原因とされているピロリ菌の抑制に効果があることが実験で証明されています。

 

ハチミツには、免疫力の向上・抗菌・抗炎症作用という3つの作用があり、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に大きな効果を発揮すると考えられています。

 

 

 

【ハチミツは即座に血液中に吸収される】

 

 

ハチミツは90%以上が単糖類(それ以上、加水分解されない糖類)で構成されています。そのため胃腸で消化する必要がありません。

 

食べるとすぐに血液中に消化されて、速やかに疲労回復や脳の栄養になります。脳の神経の発達も促すうえに記憶力の向上にもつながり、認知症の予防にも役立ちます。

 

 

 

【ハチミツの栄養素。とくに注目はコリン】

 

 

ハチミツには糖(グルコースやフルクトース)、有機酸、酵素、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなどが含まれています。

 

注目はコリン。コリンは体内にある水溶性の物質で、細胞膜の構成と修復に欠かせない物質です。コリンはアセチルコリンの材料でもあり、アセチルコリンには血管拡張作用があり、血管を拡張させる作用をもっています。血液の流れがよくなる。つまり高血圧の予防にもつながります。コレステロールを溶かす作用によって、動脈硬化対策にも効果的。

 

またコリンは中枢神経系に働き、記憶力を高める作用も確認されています。これが認知症予防に役立つと考えられています。

 

 

 

【甘いのに血糖値の上昇は緩やかなハチミツ】

 

 

ハチミツは砂糖と比較して約1.5倍の甘さがあります。料理や甘いものがやめられないひとは砂糖でなく、ハチミツを摂りましょう。

 

血液中のグルコースの濃度を数値化した「血糖値」ですが、グルコースよりもフルクトースの多いハチミツのほうが血糖値の急上昇が防げます。

 

もちろんハチミツも糖質が多いので、たくさん摂っていいものではありません。1日に大さじ1杯がおススメです。食べ過ぎは禁物です。

 

また抗菌作用が強いため、時間が経過しても菌が繁殖することはまずありません。ただし40度以上に加熱すると純粋性がなくなり、逆の毒素になるので注意が必要です。

 

食べるときは、空腹時にそのまま舐めるのが一番。

 

 

 

【ハチミツの正しい選び方】

 

 

無農薬・非加熱で純度100%のハチミツを選びます。

 

スーパーで数百円のハチミツが売られていますが、安い物には水飴などが大量に混ぜられているため、純粋なハチミツではありません。

 

純粋なハチミツは100mlで数千円しますが、味は驚くほど美味です。薬と割り切って購入しましょう。

 

 

 

【口臭も撃退。舌苔を掃除するハチミツの舐めかた】

 

 

舌をコケのように覆っている舌苔(ぜつたい)。これは食べかすや細菌、古くなった粘膜など垢がついた状態です。

 

舌苔は細菌のすみかになるため、口臭の原因にもなります。高齢者にとっては、細菌が肺に入る誤嚥性肺炎をひきおこすこともあります。

 

そこで朝食前にハチミツをなめ、夜間の老廃物がたまった舌苔を除去しましょう。人間の体は寝ている夜間に排毒機能が働き、不要な老廃物が舌苔として浮き出ています。

 

ハチミツには、タンパク質を溶かす性質があり、よぶんな舌苔を溶かします。さらに殺菌・抗菌作用もあるので口臭予防も期待できます。

 

舌苔を除去する食べ方は、まず朝食前に水で口をゆすぐ。ティースプーン一杯のハチミツを舌に垂らす。舌になじませます。ハチミツはそのまま舐めてしまいます。

 

 

 

【ニュージーランドの常備薬、マヌカハニー】

 

 

ニュージーランドだけに自生するマヌカの花からとれるハチミツ。それがマヌカハニーです。11月から1月のおよそ1か月くらいしか花を咲かせないマヌカ。この花から採密される貴重なハチミツです。

 

マヌカハニーはピロリ菌や虫歯菌などへの抗菌作用が強く、抗炎症作用ももっています。現地の家庭では口内炎や風邪、虫歯予防の常備薬として、砂糖のかわりとして使われています。

 

注目すべき成分はレプトスペリン、メチルグリオキサール。期待できる効果はアンチエイジング、美肌・美白、風邪予防、生活習慣病の予防、疲労回復です。

 

胃がんの原因の99%といわれるピロリ菌。65歳以上の80%が感染しています。日本では3人に1人の割合です。ピロリ菌は抗生物質で95%の人が除菌可能ですが、抗生物質を飲みたくない、飲めない人に副作用の心配が少ない食品のマヌカハニーはおススメです。

 

医師も驚く!! 天然活性物質MGOマヌカハニーは健康の源です。 


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非常に活性度の高いブレンドによる他の量産品とは全く異なり
どなたが利用頂いても必ずその有用性がすぐ実感できる製品です。

 

 

 

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