認知症の最新情報(2018年)上半期

認知症の最新情報(2018年)上半期

 

ここでは2018年・上半期の認知症に関する最新情報(ニュース)をお知らせします。

 

 

 

【電柱を使った高齢者の見守りシステムの実証実験が開始】

 

 

中部電力と名古屋工業大学は、共同で電柱を使った高齢者の見守りシステムの実証実験に乗り出しました。

 

高齢者が携帯する発信器の電波を電柱の受信機で受信し、高齢者の位置を家族らのスマートフォンに知らせます。

 

 

 

【500円から受けられる国際的な認知機能検査 MoCA-Jサービス】

 

医療機関でも利用されている認知機能検査 MoCA-J。

 

医療機関で同じような検査を受けると、相場は1万円。しかし、インターネットで検査することで作業を効率化し、費用を抑えることに成功しました。なんと、500円で使えます。

 

約10分の検査で脳年齢や改善点、8つの認知機能(記憶、計算、集中、注意、判断、把握、考察、高次)がわかります。必要なものはインターネットが使えるパソコンやタブレット、そしてクレジットカードです。

 

 

 

【国立長寿医療研究センターが歯周病で認知症が悪化する仕組みを解明】

 

 

国立長寿医療研究センターなどが歯周病が認知症の症状を悪化させる仕組みを解明しました。

 

アルツハイマー病は脳にアミロイドβ(ベータ)という、たんぱく質のゴミがたまることが原因とされています。

 

まずアルツハイマー病を発症するマウスに歯周病を感染させます。歯周病に感染したマウスと歯周病ではないマウスを比較したところ、感染したマウスは脳の海馬でアミロイドβの量が1.4倍に増加。記憶学習能力を調べる実験でも、歯周病マウスは認知機能が低下。歯周病菌の毒素と炎症物質のサイトカインが増加していました。

 

 

 

【青森のボランティアポイント制度。認知症カフェの運営補助や見守り活動など】

 

 

青森県では2017年の10月からボランティアポイント制度を開始しています。

 

ボランティアポイント制度は、一人暮らしの高齢者の雪かきの手伝いや見守りなどのボランティア活動をすると、ポイントがもらえ、そのポイントを商品券か市営バスカードに交換できます。

 

ボランティア活動は12種類。たとえば

 

・積雪が1メートルを超えたときの屋根の雪下ろし
・高齢者世帯を訪問して話をすることで孤立をふせぐ見守り活動
・認知症カフェの運営補助

 

などがあります。

 

参加できるのは高校生をのぞく18歳以上で、学生69人を含めて1968人が12月26日時点で登録しています。

 

同じような制度が各県でも広がるといいですね。

 

(2018/01/03 日本経済新聞より)

 

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