ゴルフで認知症を予防する

ゴルフで認知症を予防する

ゴルフ

 

国立研究開発法人の国立長寿医療研究センターは、ゴルフが高齢者の認知機能を向上させるとする共同研究の結果を発表しました。認知症の予防に、適度な運動とプレイで頭脳を使うことがつながると考えられます。

 

運動習慣のない65歳以上の男女106人をゴルフ教室と健康講座教室に振り分けて、ゴルフ教室組は半年間、週1回のペースで24回プレイをさせました。

 

認知機能検査を実施・比較したところ、ゴルフ教室の参加者は単語記憶能力が6.8%、物語を聞いて筋書きを思い出す論理的記憶能力が11.2%向上した。

 

なお健康教室を受けた人には変化がありませんでした。

 

(出典 ゴルフに認知症予防効果 単語記憶力6.8%向上 長寿研 日本経済新聞)

 

 

 

【認知症予防の条件にあてはまるゴルフ】

 

ゴルフ

 

認知症の6割を占めるアルツハイマー型認知症の予防には、以下の3つの方法が有効とされています。

 

・適度に運動する
・計算などで頭を使う
・家族以外の他人とのコミュニケーション

 

ゴルフの1ラウンドあたりの運動量は体重70キロの男性で約1000キロカロリーあります。またプレイには風向きや距離を考えたり、一緒にコースを回るメンバーと交流することが必要になります。

 

 

 

【ゴルフとは】

 

ゴルフ場

 

ゴルフの起源は諸説ありますが、有力なのはスコットランドで羊飼いの少年が穴に木の棒で小石を入れて遊んでいた、という説です。

 

現代では木の棒がゴルフクラブ。小石がゴルフボール。穴が専用コースのホールになっています。

 

1コースに18個の穴(ホール)があり、それぞれの穴にボールを入れるまでの打数の合計が一番少ない人の勝ち。打った打数の合計がスコア100ならば、18個の穴にボールを入れるまでに全部で100回打ったことになります。ホールインワンとは穴に1打で入ったという意味。

 

なおゴルフは紳士淑女のスポーツです。エチケットやマナーを守ることが重要視されます。

 

不正をしない、他のプレーヤーの邪魔をしない、襟が付いていない清潔感のないだらしない服装でプレイしてはいけません。

 

エチケットやマナーをチェックする審判はいないので、すべて自己管理する必要があります。

 

 

 

【ゴルフに必要な道具】

 

接待ゴルフ

 

ゴルフを楽しむために必要な道具は、以下になります。

 

・ゴルフクラブ(ウッド、アイアン、パター)
・ゴルフボール
・ゴルフウェア
・専用シューズ
・グローブ(手袋)

 

クラブの種類は3種類。ボールを遠くに飛ばすウッド、距離を刻んで目標までボールを運ぶアイアン、グリーンの上でボールを転がしてカップに入れるパターです。

 

いきなりコースに出ず、まず練習場で練習しましょう。クラブを貸してくれる練習場もあるので、グローブと専用シューズだけは自分のものをそろえてください。

 

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【ゴルフのコースでのマナー】

 

ゴルフカート

 

ゴルフは紳士淑女のスポーツ。コースではマナーを守りましょう。たとえばグリーンやバンカーでのマナーの基本は以下の3つ。

 

・時間厳守
・他人に迷惑をかけない
・危険行為をしない

 

これはゴルフ場にかぎらず、すべての社会生活に通じますね。

 

>>時間厳守

 

プロのトーナメントでは5分の遅刻で失格になります。ゴルフ場や一緒にプレイするメンバーに迷惑をかけないよう、スタート時間の30分前にはゴルフ場に到着していましょう。

 

>>他人に迷惑をかけない

 

コースではたくさんの人が限られた時間のなかでプレイします。次のグループを待たせていることを忘れず、スロープレーをしないよう注意しましょう。だからといって、あわててグリーン上を走ると、芝にスパイクの跡がつくので動きはゆっくりを心がけてください。

 

大きな声でおしゃべりしたり、携帯で会話するなど、プレイに集中している人を邪魔する行為はマナー違反です。夏場など自分の影がコースやパッティング上に落ちないよう気をつけます。

 

またコース上は基本的に禁煙です。

 

>>危険行為をしない

 

前の組の人たちにボールが当たりそうなときは打つのを控えます。人の近くでクラブを振ると危険です。クラブを振るときは、必ず周囲を確認します。また打つ人の前後に出てはいけません。

 

バンカーに入るときも斜面の上から入るのではなく、土手が低くなっているところから入ります。土手の砂が崩れたり、転がり落ちる危険性もあります。

 

いきなりコースに挑戦するのが怖いなら、通常のコースの半分(9ホール)のショートコースを回りましょう。距離も短く、芝の感触もわかります。池やバンカーもあるので実践練習にももってこい。利用料金も手ごろで、シニアやファミリーの利用者に人気です。

 

 

 

【レクリエーションとしてのゴルフ】

 

グラウンドゴルフ

 

本格的なゴルフはちょっと・・・。そんな方に高齢者のレクリエーションとして、手軽にできるよう工夫されたミニゴルフと呼ばれるものがあります。

 

ミニゴルフはいくつかあります。

 

・パークゴルフ
・グラウンドゴルフ
・ガーデンゴルフ
・ミニゴルフ
・ターゲット・バードゴルフ

 

マレットゴルフ

 

>>パークゴルフ

 

北海道で生まれたニュースポーツ。ゴルフのルールを簡単にしました。なるべく少ない打数でボールをゴールに入れることを競います。公園(パーク)などの芝生があるところでプレイします。

 

>>グラウンドゴルフ

 

鳥取県で考案。運動場(グラウンド)をコースにします。画像のように木製のクラブでスタートマットに置いたボールを打ちます。

 

>>ガーデンゴルフ

 

庭や公園などでおこなう。打つところがゴム製で金づち型の専用クラブとビリヤードのボールを使います。

 

>>ミニゴルフ

 

パターを使って障害物のある人工的な専用コースでおこないます。

 

>>ターゲット・バードゴルフ

 

日本生まれのニュースポーツで、ボールのかわりにバドミントンの羽根のようなボールを使います。傘を逆さにして地面に立てたようなゴールに入れると終わりです。

 

ゲートボール

 

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>>カラオケの字抜きソングで認知症を予防しよう