ひきわり納豆には認知症を防ぐ成分が多く含まれる
ビタミンKが豊富なひきわり納豆は骨折の最強予防食品で寝たきりを防ぐばかりか認知症を防ぐ成分も多い。
スペルミジンが脳細胞のゴミをとり認知症を防ぐ。
(出典 健康 2018年3月号 医学博士 白澤卓二)
「老人性認知症」も日本では、その約60%が脳の毛細血管に血栓ができて、脳細胞に十分な酸素や栄養素が届かなくなったことが原因とされることから、血栓症による認知症予防にも効果があるといいえる。
(出典 ベースボール・マガジン社 納豆 最も安価な健康食 納豆の底力)
ナットウキナーゼが血液をキレイにし、心筋梗塞、脳梗塞、認知症に劇的効果!
(出典 ダイナミックセラーズ出版 納豆は効く 医学博士 須見洋行)
【スペルミジンとは】
スペルミジン(ポリアミンに分類される有機化合物)は、細胞内でアルギニンから合成される物質です。
核酸やタンパク質の合成促進、抗酸化作用、抗アレルギー、糖化反応の抑制、動脈硬化の抑制、発毛促進などの機能を有していますが加齢とともに減少します。学術雑誌オートファジーによれば、納豆を食べ続けると体内のスペルミジンの量が増えるという研究結果が発表されています。
抗酸化作用のあるスペルミジンを多く含む納豆は、アンチエイジング効果も期待できます。
味噌や醤油など伝統的な大豆発酵食品に含まれていますが、納豆のほうがスペルミジンの含有率は多く、味噌の4倍と飛びぬけています。さらに同じ納豆でも粒の納豆よりもひきわり納豆のほうが多く含まれています。
白澤卓二医学博士によれば、スペルミジンには細胞の中の古くなったゴミを処理するオートファジーという働きがあります。この働きによって脳の神経細胞にゴミが溜まるのを防ぎ、認知症のリスクを下げてくれるとのこと。
さらに納豆には血液をサラサラにしたり、血栓を溶かす酵素のナットウキナーゼが含まれています。これにより、脳血管が詰まることでおこる認知症の予防につながるのです。
老人性認知症。日本では約6割が脳の毛細血管に血栓ができて、脳細胞に十分な酸素や栄養素が届かなくなったことが原因とされることから、血栓症による認知症の予防にも効果がありそうです。
【ポリアミンのアンチエイジング効果】
ポリアミンは、天然の成分ではスペルミジン、プトレシン、スペルミンの3種類が存在します。
納豆に含まれる低分子有機化合物のポリアミンのアンチエイジング効果が注目されています。ポリアミンは老化因子だけを選んで抑える作用があります。
マウスによる実験では、ポリアミンが入った餌を食べたマウスは、食べなかったマウスに比べて著しく長生きすることが確認されています。
(出典 高ポリアミンのエサによるマウスの寿命延長効果 K.Soda et al.J.Immunol.2005)
世界保健機関(WHO)の調べによれば、欧米をふくむ先進国では約半分の人が心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化による病気で亡くなっています。しかし、日本の死亡率は約3割でした。WHOのデータを用いた疫学調査でも、納豆を多く食べている国民は健康で長寿なことが証明されています。
【ナットウキナーゼとは】
ナットウキナーゼは、1980年頃、須見洋行(すみ・ひろゆき)医学博士が食用の納豆から発見した酵素。血管を詰まらせる血栓を溶かす効果があります。
医療現場では血栓の溶解剤としてウロキナーゼが投与されていますが、実験では納豆から抽出したナットウキナーゼのほうが強力に血栓を溶かしたという結果が残っています。
タマネギなど他の食品で血栓を予防することはできても、できてしまった血栓を溶かすことができるのは現在のところ納豆だけといえます。
血液の循環をよくする効果があり、眼底出血や痔も改善したり治癒した例がみられます。
【健康になる納豆の栄養素】
納豆の原料は大豆です。大豆には人間に欠かせない9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれています。ただし、そのまま大豆を食べても消化がよくありません。納豆にすることで、吸収率が8〜9割にあがります。
また納豆菌は増えるときにタンパク質分解酵素、消化酵素を産み出すため、大豆だけでなく一緒に食べた食品の消化も助けてくれます。
健康になる納豆の栄養素は、以下の7つ。
・タンパク質
・ビタミンB2
・ビタミンE
・カリウム
・レシチン
・イソフラボン
・食物繊維
【納豆と一緒に食べると相乗効果を発揮する食材】
納豆と一緒に食べると相乗効果のある食材、栄養素がぷら明日できる食材があります。
・卵
・キムチ
・しらす干し
・からし
・ねぎ
・玉ねぎ
・青じそ
・みょうが
・ごま
・だいこん
・梅干し
・りんご
・海苔
・山いも
・かつおぶし
・チーズ
・しょうが
・お茶
・わさび
【体内酵素の必要性】
人間は酵素がなければ、どんなに良い食品をたべても消化・吸収することができません。だから食べ物からキウイや納豆に含まれる酵素を摂取する必要があります。
体内酵素の働きは、以下の5つ。
・消化
・吸収
・運搬
・代謝
・排出
食べ物を分解する消化、消化し分解された栄養素を小腸で取り込む吸収、栄養素や酸素などを全身に運ぶ運搬、消化・吸収された栄養素をエネルギーに変換する代謝、体に不要なものや老廃物を体外に出す排出。
つまり、わたしたちの体内に酵素がたくさんあれば、老廃物や余分な糖分・脂肪分を分解したり排出できます。その結果、きれいでサラサラな血液の状態を保てるのです。
【生きている酵素をとろう】
体内にある酵素は加齢とともに減っていきます。そこで体外から酵素を取り入れる必要があります。豆類、生野菜、生魚、肉、穀類に酵素は多く含まれています。酵素は熱に弱いため、加熱せずに食べましょう。
生きている酵素を選ぶ条件は5つ。
・熱が加えられていないこと
・大豆など植物由来であること
・効果にエビデンス(科学的根拠)があること
・長い間、人間が食べていること
・ビタミンやミネラルのバランスがよいこと
大豆や穀類といった植物由来の酵素を選ぶ理由は、日本人の多くが牛乳やヨーグルト、チーズといった乳製品をうまく消化・吸収できない体質(乳糖不耐性)のため。
昔から食べてきた納豆、味噌、醤油などの植物由来の発酵食品が日本人にあっています。
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